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企業情報

写真:システムフォワードのロゴ

社長あいさつ

Message

新しい価値のサービスを開発し、社会の発展に貢献する。

システムフォワードの設立は2002年。その当時、私の父は、福島県でカニの籠漁を営み、冬場は紅ズワイガニなど上質で美味なカニを水揚げしていました。但し、ズワイガニといえば日本海。太平洋側の福島県沖でカニが獲れることなど、消費者には知られていなかったのです。

写真:紅ズワイガニの漁

そのため、ブランド先行型の一般流通において、漁場としての知名度のなさゆえに、市場で評価されず安い価格で取引されていました。それもあってか、 福島県で5隻あったカニ籠漁船は、私の父の船ただ一隻だけになってしまい、このままでは衰退していく一方でした。

写真:市場

このような状況に至った最大の要因は「生産者自身が価格を決められない」ことではないでしょうか。生産物を獲るまでの原価等は全く無視され、小売で決められた価格が全てであり、その価格から逆算した価格以外では取引ができないのです。つまり、生産者自身の努力では解決できないところに問題があったのです。

写真:カニ通販Webサイト

そこで、私が父のために何を出来るか考えた結果「生産者が直接販売できるECサイトをつくれば、生産者自ら価格を決めることができる」と考え「生産者がカニを直販する独自のサイト」を2002年11月に立ち上げました。

立ち上げ当初は殆んど売れませんでした。しかし多くの失敗を重ねながらも、様々な販売方法を試行錯誤した結果、3年で年間3万5千匹ものカニを売るECサイトに成長させることができました。

更に、2007年には市場流通を一切通さず20万匹のカニを販売するビジネスモデルも確立し、衰退していた漁業にイノベーションをもたらし、ネットとリアルを融合で新しい価値を生み出すことができたのです。

それらの知識と経験を基に、2011年には、弁当の注文管理を自動化するクラウドサービス「弁当注文.com」、 2015年には、リストバンドをかざしてインターネットで決済するクラウドサービス「eリストバンド決済」、2018年には、展示会の受付がQRコードで管理できるクラウドサービス「展示会受付.com」と、新しい価値のサービスを提供するに至りました。

写真:展示会の受付の様子

これからも、私共は感謝の気持ちと謙虚な姿勢で、新しい価値のサービスを開発・提供し、社会の発展に貢献していきたいと思います。

経営理念

Management philosophy

ありがとうをつくる

人が一番幸せを感じるのは、人から「ありがとう」と感謝されたときではないでしょうか。

クライアントから、「良いシステムで仕事が楽になりました。ありがとう。」
会社の同僚からは、「忙しい時に仕事を手伝ってくれて、ありがとう。」
母親からは、「いつも旅行に連れて来てくれて、ありがとう。」
妻からは、「毎朝おいしい珈琲を淹れてくれて、ありがとう。」
子供からは、「いつも公園で一緒に遊んでくれて、ありがとう。」

こんなに「ありがとう」に囲まれて仕事ができたら、どんなにすばらしいことでしょう。

ただし、これらの「ありがとう」は自らが率先してつくるものであり、誰かから与えられるものではありません。

自ら相手に価値を与えたときに、「ありがとう」という言葉で感謝されます。

そして、企業の経済活動においては、その価値へのお返しがお金となり、社会経済が成り立っているのです。

つまり、たくさんの「ありがとう」をクリエーションすることが、企業の収益を大きくすることができます。企業の収益が大きくなれば、社会への責任も比例して大きくなっていきます。

だから私たちは、「ありがとうをつくる」を経営理念に掲げ、社会の一員としての責任を果たすべく、社会の発展に貢献していきたいと思います。

代表取締役 大内 一也